第Ⅰ期産業現場等における実習
2015年10月1日 08時10分 2週間の第Ⅰ期産業現場等における実習が終わりました。働くことの意義を身体で知ることができたのではないでしょうか。
校内実習では、それぞれの作業班でひたすら与えられた仕事を行っていました。1年生については、「体力」が一番心配されました。一週目は日を追うごとにさすがに疲れが出てきました。「疲れました。」と言う声が聞かれ、弱音を訴える生徒も出てきました。初めての経験で仕方のないことだと思います。しかし、そこを我慢をしてがんばり通しました。そして二週目になると疲れを見せるどころか、意欲が高まり、「がんばるぞ」という気持ちが強くなってきたのには驚かされました。そして、お互いに「がんばって」とか「大丈夫?」と励ます姿も見受けられ、心も成長してると実感しました。班長を中心としてよく頑張りました。
校外実習では、充分に力を発揮してきたようです。初めての人はとても心細く、不安がいっぱいだったでしょう。しかし、それらの不安を吹き飛ばすかのように皆がひたむきにコツコツと実習をしてきました。そのことが事業所さんからの評価に表れていました。
3年生にとっては即就労に結びつけばと期待しています。しかし、企業等の現況は未だ厳しいです。しかし、生徒たちがここまでひたむきにがんばってきたことを評価してあげたいと思います。この達成感や充実感をこれからの生活の中に生かしてほしいと思います。