研修コラム

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日々の研修コラム ~合理的配慮共通理解日~

【日々の研修コラム10】

 

 

 

 5月9日(月)は、合理的配慮共通理解日として取組を行いました。

 本校では、個別の教育支援計画に本人や保護者と話し合って検討・確認した合理的配慮を明記しています。学校として一人一人の児童生徒に応じて確実に合理的配慮が提供できるように学習グループごとに集まり共通理解を図りました。

 合理的配慮とは、「障がい者の権利利益を侵害することとならないよう、障がい者個々の場面において必要としている社会的障壁を除去するための必要かつ合理的な取組であり、その実施に伴う負担が過重ではないもの」です(引用:第7次福島県総合教育計画の説明より)。

 今後も子どもたちが、「安心・安全」な雰囲気を感じながら、学習を積み重ねていけるように全職員で取り組んでいきたいと思います。

日々の研修コラム ~教師寺子屋~

【日々の研修コラム9】

 

 4月13日(水)に、教師寺子屋が行われました。

 今回は、個別の教育支援計画、個別の指導計画、キャリアガイダンスシートなど、本校で日々使われている内容について、学んで日々の教育活動や業務に生かしたいと希望する先生方に向けて勉強会を行いました。

「各種様式についても、普段の授業から目標を明確にする単元案が活用できると改めて感じた。」

「赴任してきたばかりなので、新様式や書き方の説明などがあり、とてもありがたかった。参考にしながら、日々の授業充実に努めていきたい。」

「スイッチが入りました。子供の成長に直結すると理解できると、しっかりと考えることに俄然やる気が湧きます!」

 などの感想がありました。

 今年度も、子どもたちに充実した授業・単元を提供して、力を最大限に伸ばすために、相馬支援学校では先生たちが学べる環境も整備しながら取り組んでいきたいと思います。

 

日々の研修コラム3

【日々の研修コラム】

 

 8月20日(金)に、それぞれの教員が、自分の目的に合わせて選択し、必要なスキルを向上させる「教師寺子屋」が開かれました。午前中は、業務等に必要なICT関係の技術について、本校のデジタル推進部やICT支援員から教わり、ワードやエクセルについて業務が短縮できる技術を学びました。「こんなこともできるのか!?便利だ!」と驚きの声が多く挙がりました。

 また、午後からは、業務を運営していくうえで、不可欠の組織やチームの考え方について、小野寺哲夫先生からリモートで、「学習する組織」等中心とした「組織学(OJL)」について学びました。演習を交えながら、どのような心理状態がチームの中で起こっているのか、どのようにしたらいいのか、生きて働く知識・技能をたくさん学ぶことができました。

 それぞれの教員が、自分の目的に合わせて、実務的な情報処理や企業で実際に行われている研修を学ぶことができ、子ども達の「教育活動の質」の向上に向けて、教員一人一人の力を伸ばす寺子屋となりました。

日々の研修コラム2

【日々の研修コラム】

 7月26日(月)に、子どもたちは夏休み中ではありますが、初任者研修における研究授業についての“単元研究会”が行われました。

 授業の様子をビデオで見たり、子どもの言動を記録した内容(「学びの記録」)を見たりしながら、子どもたちが「何が身に付いたのか」を複数の視点で学習評価し、それをもとに授業改善の視点でアイディアを出し合いました。

 また、さらに「教育活動の質の向上」を目指し、単元構造や教科等横断的な視点に立った資質・能力について、単元配列表を確認しながら他教科との関連についてなど、”単元のまとまり”の視点で、様々なアイディアが出されました。

 授業者(初任者)からは、「様々な先生方からアイディアをもらい、自分の考え方が広がってよかった。”新しい風”を受けた感覚になった。」「先生方が暖かくアイディアを教えてくれる雰囲気がとても伝わってきて、さらに勉強していかないといけないと思った。」と感想があり、授業者に指導・指摘するのではなく、授業者を支援するというスタンスで、自由な雰囲気で、みんなで学び合っています!!

日々の研修コラム1

【日々の研修コラム】

コラム1

 7月に行われたグループ単元研究会では、進路指導主事から、高等部等の現場実習を通して、どんな力を伸ばしていくと、さらに自立と社会参加に向けて、就労や卒業後に充実した生活を送ることができるのかを伝えてもらいました。

 その中では、特に教科等横断的な視点に立った資質・能力として、「言語能力」の充実の必要性があり、今後の単元でさらに意識し、実践していくことを確認し、単元案の構想段階で取り上げていく等、教育活動の質の向上を目指し、日々、カリキュラム・マネジメントの推進を図っております!