校長より

2023年4月の記事一覧

入学式

 4月6日(木)は小・中学部、10日(月)は高等部、それぞれの入学式が行われました。新たに、小学部7名、中学部6名、高等部8名、計21名の児童生徒を、相馬支援学校に迎えることができました。

 入学式では、入場の際は緊張気味な表情でしたが、呼名では元気よく、立派に「はい。」と返事をする姿を見て、頼もしく感じました。式では、三年ぶりに校歌斉唱があり、久しぶりに子どもたちの歌声が、体育館に響きました。

 小学部1年生には、一日も早く学校に慣れ、いろいろな活動を通して、「がんばったこと」や「できるようになったこと」を、たくさん増やしてほしいと思います。

 中学部1年生には、これから始まる新たな学習にも、失敗を恐れずに一つ一つチャレンジしながら、自分の将来の夢や希望を思い描いてほしいと思います。

 高等部1年生には、卒業後の自分の姿を具体的に描き、目標や夢に向かって、最後まであきらめずに、何度もチャレンジしながら、「生きる力」を着実に身につけてほしいと思います。

 新入生には、一日一日、健康で充実した学校生活を送ってくれることを願っています。

  令和5年4月10日

相馬支援学校長 植田 貴子

 

<学校長あいさつ>

 4月より、校長として着任しました植田 貴子と申します。どうぞ、よろしくお願いいたします。

 相馬支援学校、令和5年度は、小学部37名、中学部24名、高等部43名、計104名の児童生徒でスタートしました。

 南相馬市鹿島区に移転し、4年目を迎えました。移転後、新型コロナウイルス感染症感染拡大のため、活動が制限されておりましたが、今年度は、感染対策を講じながら、地域の皆様と一緒に、この場所において、新たな形で教育活動に取り組んでいきたいと思います。

 令和5年度の学校経営・運営ビジョンは、チーム相馬「共に考え、感じ、学び合い、創造し続ける学校」をスローガンとし、児童生徒の安心・安全の確保を基盤としながら、日々の授業の充実を図り、学校教育目標の達成に向けて、一つ一つ取り組みを進めてまいります。キーワードは、「共に」です。児童生徒一人一人のよさや可能性を大切にし、それぞれの思いや希望の実現に向けて、「子どもたちと共に」「保護者と共に」「地域と共に」「教職員と共に」を大切に、”チーム相馬”で指導・支援を行っていきます。

 今後とも、ご理解とご協力を、よろしくお願いいたします。

相馬支援学校長 植田 貴子